第86回道展  受賞者のことば
協会賞     

彫刻 菱野 史彦

 道展への出品は11年ぶりになりますが、今回協会賞を戴けたことはとても光栄に思います。そしてそれによって再び道展会員、会友の皆様や、同じように大変な中作り続けている方々と一緒に制作活動を続けることが出来ることを今はとても嬉しく感じています。

 佳作賞    

油彩 笹森 衣里

 この度は佳作賞を賜り、誠にありがとうございます。言葉では到底足らないという思いで毎回筆を取るのですが、今回はまさに身を投げ出すかのようでした。絵の中で出会った誰かの心と、少しでも深く触れ合えていたら。そう望むばかりです。

 佳作賞    

油彩 佐藤 綾香

今回出展した「ALTAR」は祭壇をイメージして描きました。「祭壇=思い出の宝物を美しく飾る場所」幼少期にイメージしたもので宗教的な意味は無く、ただ個人的なルールのもとで工作することが当時の自分には重要なことでした。思い入れのある作品を評価して頂きありがとうございました。

 佳作賞    

油彩 中村 國夫

 悠久の時間と空間を意識し、連綿と続く命のやりとり、生命の尊さと大切さ美しさを表現したくて描いたつもりです。無限な生命存在の意義を探るべく生命の「在処(ありか)」を模索し、追い求めつつも、理想とは違ってますます遠のく自分がいます。

 佳作賞    

油彩 梅原 賢伸

第86回道展にて佳作賞をいただけたことをとても嬉しく思います。留萌管内は芸術作品に触れる機会が殆どなく、私が撮影した道展作品の写真や画集等が生徒達の唯一の楽しみです。今後も道展の先生方の「最新の技術や作品への思い」を生徒達へ伝えていきます。

佳作賞     

油彩 山田 洋子

全てのものたち人も家も草も木もやがては朽ちていく。これらが自然に帰る少し前束の間の刻に心を委ね、愛おしみながら私なりの表現をしてゆきたい。制作中の思いもよらぬ災害は辛かったが、受賞は大きな励みになりました。ありがとうございました。

 佳作賞     

油彩 中田 國守

先輩と後輩のご指導と激励のおかげで制作を続けています。豊かな文明を持ちながら、強国に翻弄されている民衆の姿を描きたいと思うのですが力不足のため表現されていません。身に余る受賞を励みにもう少し努力をしたいと思っています。

佳作賞   

水彩 宮西 隆生

 この度は佳作賞をいただき誠に有難うございました。8月に長年勤務していた会社を退職し、第二の人生をスタートしたばかりの時に昨年に引き続き賞をいただき今後の制作活動に大変励みになります。これからも自然に親しみながらじっくりと描いていきたいと思っております。

佳作賞    

油彩 山田 則意

 この度の佳作賞をいただき嬉しさいっぱいです。受賞は自分にとって分岐点であり、なお一層努力していかなければと思っています。「DRUM」は私にとって永遠のテーマであり、一作一作ライフワークのつもりで描いて行くつもりです。ご指導よろしくお願いいたします。

 佳作賞     

油彩 細貝 信子

 この度は佳作賞をいただき、大変励みになりました。長い間、身近な草花樹木などの季節の移ろいに安らぎを得て描いてきました。これからも一層努力をしていきたいと思います。

佳作賞      

佳作賞  油彩 小川  豊

この度は、佳作賞を頂き有難う御座います。モチーフは何かと良く聞かれますが、具体的なイメージが無く、鑑賞者から様々なイメージの感想を頂き、新たな自分の発見と驚きの連続です。これからも、心の形を、問いかけながら、描き続けていきたいと思います。

佳作賞      

水彩 中泉  勇

 今回まったく思いもしなかった賞を受け大変嬉しさでいっぱいです。入選から10年、納屋に魅せられ描き続けて来ましたが節目の年に新たな世界で「貝」をテーマに挑戦してみました。これからは構図・色彩など課題は沢山ありますが、自分なりにベストを尽くします。

 佳作賞     

佳作賞 版画 戸山 麻子

この度は佳作賞を頂きありがとうございました。まだまだ自分の表現方法をさがしている途中ですが、賞を頂いた事は大きな励みになりました。私の中では、やっと新しい表現方法がみつかったかも・・・?と少し出口からの光が見えたような気がした作品です。  

 佳作賞    工芸 川村 弘文 

思いがけない2年連続佳作賞受賞に、喜びとともに、これからの責任のようなものも感じています。今年は、昨年の作品に足りなかった色の幅を増やしてみました。制作するたびに課題が生まれ、テキスタイルの奥の深さと、しばらく格闘することになりそうです。
 佳作賞    

彫刻 板本 伸雄

「1W」を佳作賞に選んで頂けたことを大変嬉しく思っています。サルエルパンツを買った女性が見せた可愛らしい姿を作品にしました。これからも日々の生活の中で幸せを感じたことなど、見た人が前向きになれるような温かい感情を形にしていこうと思います。

 佳作賞     

工芸 上田 文子

今は赤い土を用い、象嵌技法で制作しています。今年は暑い日が続き、加飾中の乾燥にことのほか気を遣いました。3月の災害には多くの事を考えさせられました。自身を含め家族が健康で恵まれていると感謝です。さらに精度を上げ作品造りを楽しんでいこうと思っています。

 佳作賞     

工芸 町嶋 真寿

二年連続しての受賞に、正直嬉しさの他に若干の戸惑いを覚えております。本作はまだまだ甘さがあり、表現として確立するに至っておりません。今年度は、作品の内容を深めることを一番の課題と考え、今以上の表現を模索したいと思っております。

 新人賞    

日本画 工藤真由香

 夢とは、水の中にいるような心地と、夢で起きた出来事の印象が強く残る不思議な世界だと考えています。そんな夢の世界が表現できたらと思いこの作品を描きました。これからも受賞させていただいたことに奢らず、日々邁進し、作品を作っていきたいと思います。

新人賞     

油彩 河合 春香

このたびは、新人賞を頂きとても光栄に思っております。私は、目に見えない『愛』を可視化することをテーマに制作しています。 鑑賞者が、小さな『愛』がいつも身のまわりに存在していることに気付き、『愛』を追体験してもらえるような画面を描きたいです。これからもご指導宜しくお願い致します。    

 新人賞    

油彩 桂下いづみ

この様な賞を頂けたことに驚き、とても光栄な事だと感じております。制作においては絵の具や支持体が持つ奥行きや抵抗感を活かし、絵画の空間を作ろうと試みております。これからも慢心する事なく精進したいと思います。ありがとうございました。

 新人賞    

版画 中村 理紗

 自身では初めての受賞     で、大変嬉しく感じています。ご支援ご指導頂いた皆様、ありがとうございました。私にとって、過去を振り返る行為と制作は同意義です。今を成形している記憶のひとつひとつを、これからも大切にしていきたいです。

 新人賞    

工芸 渡辺 瑞生

 私は音威子府の高校で家具づくりを学んでいます。将来は子ども向けの家具やおもちゃを制作していきたいと思っています。今回新人賞を頂いたことは大きな励みになりました。3年間支えてくれた両親、先生、友人への感謝の気持ちでいっぱいです。

 新人賞    

水彩 桂島和香子

 庭に咲く花を上手く描けたら・・・と始めた水彩画。紙の上で水と絵の具が作り出す偶然に遊ばれながら、気が付けば道展の門をくぐっていた。今回の受賞は、喜び以上に励ましと勇気を与えて頂き、ここまで辛抱強く支えてくださった先生には心から感謝しています。

新人賞    

日本画 柴田 那奈

この度は新人賞をいただきまして本当にありがとうございます。自然に息づく動物の生命力を象徴して、堂々と、悠々と歩く白象を描かせていただきました。賞をいただいたことを励みに、これからも日々邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 新人賞    

彫刻 伊藤 美子

 「柿8年」。知人からの祝いの言葉です。仕事と制作を両立できずに、これだけの月日が流れていました。でも今回粘土に向き合った気持ちは、学生のとき以上のものがありました。受賞の喜びを胸にエンジン再稼動。大きな作品にも取り組みたいと思っています。

新人賞    

彫刻 橋 知佳 

彫刻の先生をはじめ、ジャンルを超えて油彩や工芸の先生にも様々な制作のヒントを頂けた事はとても大きな出来事でした。次作への課題は多いですが、その事が嬉しいです。詩的な情感をテーマにしながら、もっと説得力のある美しい形を作ってみたいです。